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2010年 05月 18日

続、職人

相変わらず、いいモミアゲじゃや~
f0223844_23222391.jpg今では、ちょっと腰が曲がりぎみですけど・・・ワンの一番尊敬する職人(なんでも屋)のカツ兄です。今は、協力業者のカ〇ー産業で働いていますが、元々は松元組の専属の大工さんです。松元組は、創業48年目の島の建築の老舗で、鉄筋コンクリート造全盛期には型枠大工さんが30人ぐらい(多分)抱えていたと思います。時代の流れもあり型枠大工さんを解散して、もう10年以上は経つんではないでしょうか?
カツ兄と最初に出会ったのは、高校3年の冬休みに、浦上町にある紬センター新築工事に松元組でアルバイトをした時です。当時のことは、未だに憶えています。怖い職人の親方がいたし、おもろいキャラのおっちゃんやおばちゃん達もいたので・・・それに大失恋のあとで、バイトに明け暮れとったや~・・・恥ずかしいけど、いい思い出かい?一時期ネタにされて大変だったしや~(ハンド部先輩のマー君に)
まっそれはおいといて、内地で建築の勉強をして、内地で建築会社に就職(修行?)、そして松元組へ。専門学校時代も何度か松元組でアルバイトをしていたので、カツ兄とは20年以上の付き合いになります。
一番最初に現場監督(現場管理)を任された時も、いつもワンのそばにいて(ワンのお願いで)、何でもしてくれました。ワンが施工図(設計図を基に納まり寸法等を表示した詳細図)を間違えたときも、みんなが帰ったあとに遅くまで手直しをしてくれたり、朝早くから写真撮りに付き合ってくれたり、型枠大工なのに、片付け掃除(今では当たり前のことですが)から、ハツリ(コンクリートを削ったっりすること)、鉄筋屋がこない時は鉄筋工、溶接工がこない時は溶接工、鳶(足場を組む職人)がこない時は鳶、なんでも嫌がらずに仕事を引き受けてくれました。いい建物を造るために、ほんとに一生懸命してくれます。内地での時代も、いろんな職人さん達と出会い、ケンカしたり、泊まり込みで仕事をしたり、朝まで現場で酒飲んだり、楽しく仕事をしてきましたが、やっぱりワンは、カツ兄を現場で見ると一番ほっとします。安心感というのか・・・うまくは言えないけど・・・腕がいいとか悪いとかそんな次元ではなく・・・う~ん・・・とにかく最高!!


建物(家)は、完成するまでに、カツ兄みたいな職人さん一人ひとりの“こころ”が宿り、お施主さんに引き渡した後は、その家族の“こころ”が宿って、そして大切に育っていくと思います。


巷では、チラシやら何やら・・・

建築は5年やそこらで語れるはずがない・・・


“売ること”に執着するのではなく、
建築の本質を忘れずに、
“造ることのプロ”として、がんばらんばや!
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by nishikashowten | 2010-05-18 00:53 | 建築のこと


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