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NISHIKA SHOWTEN Blog

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2010年 06月 12日

ケンチク

建築に携わって、かれこれ20年ぐらいになります。

高3の時の建築現場でのアルバイト、上京して建築専門学校から建築会社勤務、そして松元組へ。

職人さん、先輩の現場監督、設計士、いろんな人と出会い、いろんな事を学びました。
建築で学ぶことは今からもたくさんありますが・・・
でも、建築に対する軸は当時からは変わりません。
その建物(家)に携わる全ての人が、良かったと思える仕事が最高な建物だと。
お施主様(クライアント)はもとより、設計士や施工会社、そして現場で頑張っている職人さん一人ひとりが“この建物(家)を造って本当に良かった”と思える仕事が最高な建物だと思います。

小さい時からお世話になっているシマの棟梁(大工さん)と、最近よく話すことがあります。
「ほんとにみんな満足しているのかい?」
「職人さん一人ひとりがほんとに満足しているのかい?」
「協力業者(サッシ、塗装など専門業者)も満足しているのかい?」
「みんなが、よし頑張った、いい仕事が出来たっち思えるのが一番最高な家じゃや」とか。
島にも身近なところに最高な先生(建築の)がいくらでもいます。
棟梁や職人の親方、経験豊富な設計士、昔からある建築専門誌など。

近いうちに、シマの尊敬する設計士(故)のことを書きたいと思います。(※了承を得てから)
建築家といってもいいと思います。
キャリアはもちろんのこと、なんと言っても建築に対する考えがカッコいいです。

その人が自分で建築家だとか言ったわけではありません。
デザイナーでもありません。

島で建築をする人でデザイナーと言う肩書きは聞いたことはないですけどね。


今は、文化や音楽も“島”から発信出来る時代。

“内地”方式ではなく、建築も“島”から変えていけると思います。


・・・建築(家)は衝動買いするような商品(モノ)とは違います。

“売ること”に執着するのではなく
“造ること”のプロとして

・・・本質を忘れずに頑張って行きたいと思います。

※文章がめちゃくちゃですみません。ちょっと酔ってますので・・・

by nishikashowten | 2010-06-12 22:54 | 建築のこと


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