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NISHIKA SHOWTEN Blog

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2011年 05月 08日

和光DC (奄美市名瀬) -20110508

Projects / 嘉川設計 + 松元組
(仮称)和光デンタルクリニック 新築工事←最終案模型はここをクリック!(一部変更あり)

2011年5月8日am8:00~ ―コンクリート工事―
和光DC (奄美市名瀬) -20110508_f0223844_131233.jpg1階土間及び2階スラブコンクリート打設

土間コンクリートの配合:18-18-20、2階スラブコンクリートの配合:24-18-20です。

外部足場組立は、ポンプ車のブーム挿入を考慮して、1面残し完了しています。
和光DC (奄美市名瀬) -20110508_f0223844_13245648.jpg土間コンクリート打設状況

ポンプ工(北大島コンクリート工業:協力業者)3名、土工(嘉藤産業:協力業者)3名、左官工(網屋左官店:協力業者)3名、ユキヨマン(松元組:現場カントク)、計10名でのコンクリート打設施工です。

コンクリートは、生モノです。
打設、バイブ、レベル確認、均し、押え、一人ひとりの役目が大変重要です。

今日は、梅雨時のつかの間の晴れ間・・・
昼前に、無事に「打設完了」との連絡があり、一安心っす!

後は、「コンクリート押え」まで天気が持つのを祈るだけ・・・
たぶん大丈夫でしょう?

逆時系列ですが・・・

2011年5月7日am9:00~ ―躯体(鉄骨及び鉄筋)工事―
和光DC (奄美市名瀬) -20110508_f0223844_13378100.jpg躯体検査

am9:00より瑕疵担保責任保険の第3者機関による躯体検査を受けました。

今回は、主に鉄骨の部材確認や仕口の施工状況、スラブ配筋、基礎立上りコンクリート出来形確認等の検査です。

特に、問題はありませんでした。

バッチリデス049.gif


住宅瑕疵担保責任保険が適用されるためには、基本的に基礎配筋検査と躯体検査の二本立てをクリアしないといけません。例え、それを一度クリアしたとしても、検査後の監理や施工は、見えない部分がたくさんあります。
“アネハ事件”のように、あとは設計者や施工者のモラルの問題です。

それは、建築業界だけではなく、今話題になっている食品業界の食肉問題のように、ずさんな管理で人の命までかかわる大問題に発展するケースもあります。

以下、毎日新聞の記事から↓

<生肉食中毒>「利益優先体質では…」 衛生管理に批判も・・・
「焼肉酒家えびす」は、一皿100円からという低価格路線で店舗を拡大してきた新興企業だ。経営する「フーズ・フォーラス」社(金沢市)は資本金4000万円、社員は約80人だが、計20店舗を展開している。勘坂康弘社長(42)は富山県高岡市出身で、28歳だった97年に同市で第1号店をオープン。翌年、会社を設立した。2014年度までに東証マザーズに上場する目標を置き、成長への夢を描いていた。しかし、仕入れた肉への細菌検査を2年間しなかったなど、衛生管理を巡る「認識の甘さ」も同社は認めており、同業者からは「衛生管理の徹底などコストをかけたら、ユッケを280円では販売できない」「利益優先体質だったのではないか」との批判が出ている。4人目の死亡者が出た5日、勘坂社長は本社前で「遺族の方に心よりおわび申し上げます」と、土下座して謝罪した。


この記事を建築に当てはめて下さい・・・

これは法律ではなく、何度も言いますが最終的に人ひとりのモラルの問題です。
建築も“アネハ事件”のようなことを二度と繰り返さないように、そして何がそこまでさせたか原因を考えないと・・・
安さで顧客満足??コスト削減のために、見えない部分では・・・
考えただけでも恐ろしいこと。

何事も“本質”を忘れずに!

では、仕事がんばりますか!!

by nishikashowten | 2011-05-08 14:00 | 建築のこと


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