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2012年 03月 13日

曲尺の事

こんにちは。

ちょっと一息。。。

昨日、所用でシマ(知名瀬)の棟梁、Y一兄(少々お茶目?やんちゃ?恐っ・・・)の事務所に行ってきました。

その事務所の壁に、掲げてある言葉を紹介したいと思います。


f0223844_12345023.jpg曲尺(さしがね)の事

曲尺の伝来は人皇第三十一代用明天皇の第二皇子聖徳太子御年十五才の時、百済の国より泰川勝なる者に算貝並に工匠の堂宇建築の手法要具として持ち来らしめたと伝えられてある。表目長手の方を四聖の割、短手の方を八正の割と名つく。裏目長手は方斜率即ち直角正方の方斜費一四一四二の寸法、長手内曲の方は唐尺と言い一尺二寸を八つ割とし各一寸五分づつ財病離義官害劫吉の八つの文字に配当し寸法の吉区なりとす。短手の内曲は円周率の二一四一六の割である。外曲の方は枡率で六四八二七の割である。

(※誤字脱字があるかもしれませんがご了承下さい。)

Y一兄が弟子入りした時(内地で修業時)に、当時の親方(棟梁)から頂いた心得読本??に書かれていた言葉を書き写し、額に飾ってあるものです。

10年ぐらい前?、事務所に訪れた時に、ヨシイチ兄から『曲尺の事』の下書きを貰い、自分自身の建築雑学?資料として大切に保管してあります。
(※大工ではないので『規矩術』の曲尺使いは難しすぎっ!)

現在では、コストや工期の面で、ほとんどがプレカット工法となり、手刻みで棟を上げる大工さんは少なくなっています。
出来れば若手の大工さんに、曲尺の使い方『規矩術』を知識として関心をもってほしいものです。
ローコスト住宅だらけの現状では、ゆとりがなく難しいのかな?
我ら(元請)が現状を打破しなければ!


巷でもチラシやらなんやら、量販店的なパフォーマンスだらけ・・・

“売ること”に執着するのではなく
“造ること”のプロとして

本質を忘れずに、仕事頑張って行きましょう!


※参考までに(コトバンクより)

f0223844_12403120.jpg『規矩術』
指矩(さしがね)(曲尺(かねじやく)ともいう)を使い、屋根の小屋組や軒を構成する部材、あるいは部材と部材を接続する仕口(しぐち)や継手(つぎて)の寸法および形状を作図することをいう。規矩術の発生は古代にさかのぼると思われるが、明確な資料はなく、当初は大工が経験をもとにして工夫したものであろう。

大工の一級技能検定試験を受講するには『規矩術』を身に付けることが必要だそうです。


では、そういうことで・・・








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by nishikashowten | 2012-03-13 12:45 | 建築のこと


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